ズッキーニ事件

事件は突然起こりました。

当店でズッキーニを買われたお客さまが、
ズッキーニがすごい苦かったんです。
と持って来られたのです。

「ん??ズッキーニが苦い?そんなことあるの??」

それが私の最初の印象でした。

実物を持って来られてたので、切り口を舐めてみると
「うわーーーーーー!!!」
というような、とても食べられないすっごい苦味。

聞けば、そのお客さまはゴーヤなどの苦いものが好きだから、
おかしいな〜と思いつつ食べてしまったそうで、
お腹を壊されたとのこと。。。

当店の管理が行き届かず、ご迷惑をかけてしまって申し訳ない
という気持ちでいっぱいになりつつ、
とにかく原因を突き止めなくては!とその後、調べまくりました

ネットで検索すると、ズッキーニが食べられないほど苦いという話がチラホラ。

結論としては、なんらかの原因でズッキーニの種子の中に、
観賞用のウリ科植物(食べられない。有毒)の種子が混ざったのであろうということ。
ただ、見た目では区別がつかない。(切り口を舐めればすぐに分かります!)
生産者の方にもすぐに連絡しましたが、
こういうことは初めてのことだとか!!!


当店に置いている野菜は、食べてみて本当に美味しく、
また、きちんとした管理のもと無農薬で作られている方だったので、
こちらとしても安心しきっていたのが、失敗だったと大大大反省しました。

もちろん、生産者の方にも十分にチェックしてもらうようお願いしましたが、
当店としても、入荷した際にもう一度チェック!と決めました。


ただ、今回調べてみて思うのは、どこで買ったものであっても、
こういうことは起こりうる可能性があるということ。

なので、少しでも多くの方に、
こういうこともあるんだと知ってもらいたくて記事にしました


〈参考資料〉
ズッキーニ、キュウリ等ウリ科野菜には、ククルビタシンと呼ばれる苦味成分が含まれます。ニガウリの苦味もククルビタシン類によるもので、ごく低含量でも強い苦味を示すのが特徴です。少量の摂取では問題はありませんが、ひょうたん(ウリ科です)の実に含まれていた、ククルビタシンが原因と推定される食中毒の例もあるようなので、無理して多量に食べることは避けた方がよいようです。
「農林水産省HP 消費者相談より転載」

すべてのうり科植物が食べられるのではない!
 観賞用ウリ科植物((独)Zierkurbisse)は苦み成分を含んでいる。
 観賞用ウリ科植物は苦み成分であるククルビタシンを含んでいる。この物質は嘔吐と下痢を伴う重篤な胃及び腸不全を引き起こす可能性がある。この植物毒は、非常にまれに死亡に至るほどの食中毒を招くことがある。ククルビタシンはウリ科植物及びゴマノハグサ科(例えば、オオバコ)に含まれる苦み成分である。ククルビタシンは四環式テルペノイドのグループに属しており、40種類の種々のククルビタシンがあり自然に産生する。これらの苦み成分は、昆虫の攻撃から植物を保護し、同時に昆虫のステロイドホルモンに拮抗作用し、それらの成長を阻害する。また、特にククルビタシン B、D、EI及びQでは抗がん作用の研究が実施されている。
 消費者はそのウリ科植物を少量生で試食することにより、苦いかどうかは簡単にすぐに知ることができる。無害のウリ科植物は、無味又は甘味がある。注意すべきは、特に趣味の菜園で栽培されている場合又は他のヒトから提供されたウリ科植物である。多くの菜園では、食用と観賞用のものを混植するので、交雑が起こる可能性がある。採取された種子により、翌年には苦味のあるものができる可能性がある。
「食品安全委員会HP 食品安全関係情報より転載」
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